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e-cancer:避妊リングの子宮頸がんリスクを評価する

25 Mar 2020

Obstetrics & Gynecology誌に発表されたColumbia研究によれば、銅製の子宮内避妊器具(Cu IUD)の使用患者は、レボノルゲストレル放出子宮内システム(LNG-IUS)の使用者と比較して、高悪性度子宮頸部腫瘍(子宮頸がん)のリスクが低いことが判明した。

1980年代の研究では、子宮内避妊薬を使用した女性では子宮頸がんのリスクが低下することが示唆されたが、これらの研究ではIUDの種類を区別していなかった。

さらに、これらの研究から得られたデータの多くは、多くのホルモンIUD(LNG-IUS)が利用可能になる前に収集された。

研究チームは、Columbia University Irving Medical Centerのデータベースから40年分のデータをOMOP Common Data Modelを通じて標準化し、Observational Health Data Sciences and Informatics(OHDSI)のコラボレーションによって開発された高レベルの分析を使用し、IUDを使用した10,000名以上の患者の遡及的コホート分析を実行した。

高悪性度子宮頸部腫瘍の診断は、Cu IUDコホートで0.7%、LNG-IUSコホートで1.8%だった。

「銅およびホルモンIUDは、女性の泌尿生殖器系に異なる生理学的影響を与える可能性がある」と、生物医学情報学部のポスドク研究員で本研究の筆頭著者であるMatthew Spotnitz氏は説明した。

「その結果、子宮頸部新生物のリスクは、銅とホルモンのIUD使用者で異なる場合がある。この調査結果は、ホルモンIUD使用が銅のIUDと比較してベネフィットがリスクを上回るかどうかについて患者と医療提供者が情報に基づく決定を下すのに役立つ可能性がある」

Spotnitz氏は、調査チームが19か国にまたがるOHDSIネットワーク内の他のデータベース、OMOP CDMに変換された133のユニークなデータベース、および10億件を超える患者記録にわたるネットワーク研究をリードしたいと述べた。

銅およびホルモンIUDを使用する女性の割合は、施設によって異なる可能性がある」とSpotnitz氏は述べた。 「全体的に、IUDの使用は過去20年間でより一般的になった。銅のIUDの使用は一定しているが、ホルモンのIUDの使用は増加している」

この研究では、世界中で1億人以上の女性が避妊薬としてIUDを使用しており、これらの知見は、現在のIUD使用者のより多くの人々に影響を与えると指摘している。

https://ecancer.org/en/news/17476-study-evaluates-cervical-cancer-risks-of-iuds
(2020年3月11日公開)

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