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ecancer : 血液 : EHA 2016 : 化学療法耐性である前白血病のクローンとAML再発リスクとの関連性

11 Jul 2016

AML(acute myeloid leukaemia;急性骨髄性白血病)は、進行がきわめて速い血液がんである。

強化化学療法は、しばしば寛解(疾患から解放された状態)をもたらす。

しかしながら、この疾患は一般的に再発する。

理由はまだ明らかではないが、高齢者の再発リスクが高い。

患者の一部において、AMLは前白血病の幹細胞クローンから生じる。

これらの前白血病の幹細胞は、白血病にもみられる遺伝子の変化(変異)をもたらすが、正常にみえる血球にも変異を引き起こす可能性がある。

付加的変異の増殖は、AMLの進行を引き起こす。

AMLクローンが化学療法により根絶されたとしても、一部の患者内には前白血病のクローンが検出される。

われわれは、AML患者107名より白血病診断時と化学療法後の寛解の際に収集したサンプルペアを調査した。

患者らの36%より、遺伝子突然変異の一部において、白血病は寛解期検体にまだ残っており、前白血病クローンが残存していた。

持続性変異は、高齢者でより頻繁にみられた。

重要なことは、持続性変異の患者は、持続性変異でない患者にくらべ、その後の再発リスクが高いことである。

他のリスク因子も考慮した多変量統計解析より、高齢者における持続性前白血病クローンの発生率の高さが、この年齢層におけるAMLの再発リスクの高さに関連する可能性が示唆される。

http://ecancer.org/news/9564.php
(2016年6月10日公開)

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